はじめに
どーも不定期更新のガジェットぺろぺろです
今日は新しいパソコンを購入しましたので紹介したいと思います。
それがこちら!!
Beelink SER5 ミニPC
*今回レビューした製品はCPUに5560Uを搭載した製品ですが、現在注文できなくなっています。下記リンク先の製品はCPUが違う製品が表示されます。
もしご購入する際は、オプションでCPUの種類を選択ください
Beelink SER5とは
Beelink SER5はデスクトップPC。いわゆるミニPCとか超小型PCと呼ばれる製品です。
スペックはこんな感じ
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | AMD Ryzen 5 5560U 6コア12スレッド(2.3~4GHz) |
搭載メモリ | 16GB DDR4 3200Mhz |
ストレージ | SSD500GB m.2 NVME 2280 |
通信機能 | Wi-Fi 6E(802.11ax)、 Bluetooth5.2、有線LAN(RJ45) |
グラフィック | Radeon Graphics 6 core 1600 MHz |
インタフェース | ・HDMI port x2 ・USB 3.0, port x2 ・USB 2.0, port x2 ・Type-C data port x1 ・DC jack x1 ・RJ45 1000m port x1, ・Audio jack (HP & MIC) port x1. |
本体サイズ | 113mm×126mm×42mm |
重量 | 梱包重量:1.03 kg 本体重量:約430g |
ゲームをしない私には十分過ぎるスペック。いざとなればメモリとストレージは交換が可能です。
デスクトップ型PCではありますがノートパソコン用のパーツ(CPU、メモリなど)を使うことで小型化を実現しているようです。
メーカーはBeelinkという中国深センの新興メーカー。2011年に設立されたメーカーでガジェットを色々と販売しているようですが、近年はミニPCに力を入れているようです。気になる方は公式HPご御覧ください(英語です)
https://www.bee-link.com/computer-73493777
Beelinkを選んだ理由
なぜBeelink?
今までノートパソコンをディスプレイに繋いで使用していたのですが、机周りをスッキリしたかったので小型PCを購入することにしました。
Amazonで検索HITしたミニPCの中でレビューが割と信頼できそう(個人の直感です)なのと、デザインが気に入ったので今回Beelinkの製品を選びました。あとは値段とのバランスですかね。
あ、ちなみに案件とかお金を貰ってBeelinkの製品を当ブログで紹介しているわけではありません。(でも案件とかでタダでPCを貰える方が羨ましかったりします)
なぜSER5?
Beelinkが販売している製品の命名ルールはよくわからないんですが、SER3、SER4、SER5という末尾の数字とCPUの世代がリンクしているみたいです。つまり数字が一番大きいSER5を選んでおけばCPUが新しい製品だと思われる。また、SEi8という製品もあるんですが、こちらはintelのCPUを搭載しています。つまり命名ルールはこんな感じかなぁ・・・と推測しました。あくまでも個人の推測です
SER5 = RがRyzen。5が世代
SEi8 = iがcore i、8が世代
なぜRyzen 5 5560Uのモデル?
ベンチマークスコアとTDPのバランスが良さそうだからRyzen5 5560Uのモデルにしました。
PCモデル名 | CPU | ベンチマークスコア (passmark) | TDP |
---|---|---|---|
SER5 | Ryzen 5 5600H | 17437 | 45W |
SER5 | Ryzen 5 5560U | 15260 | 15W |
SER4 | Ryzen 7 4700U | 12445 | 15W |
SER3 | Ryzen 7 3750H | 8110 | 35W |
Beelink SER5はミニPCだから筐体サイズが小さいので排熱が少し心配でした。ファンも小さそうですしね。
そこまでスペックを必要としていないので、ベンチマークスコアとTDPのバランスからRyzen 5 5560Uのモデルを選択しました。
15Wと省電力な割に、ベンチマークスコアも結構良いですしね!
5600Hも魅力的ですが、TDP45Wはちょっと小さな筐体のPCには不安が残りました。
開封してくぜ
Amazonで注文して翌々日には自宅に到着
箱はこんな感じ。PCらしからぬカラフルな化粧箱
裏面です。CPUやメモリー、ストレージなどのスペックが記載
箱を開けるとこんな感じ
箱の半分にPC本体、あと半分にオプション類が入った箱
ぐちゃっとしててすみません。オプション類を引っ張り出すとこんな感じです。
・電源アダプター
・HDMIケーブル(短)
・HDMIケーブル(長)
・VASA取り付け金具
・ネジ(VESA金具用、HDD/SSD増設用)
・リボンケーブル(HDD/SSD増設用)
こちらは説明書とハードディスクの増設ガイド
説明書は多言語対応。日本語も掲載されていますが、あくまでも最低限の説明です
そしてこちらがPC本体。デザインがかっこいい!!
外観などをレビュー
外観レビューなどをしていきます。
こちらがPC本体。ピアノブラックの本体は艶有りで指紋が目立ちます。本体の素材はプラスチックなのですが安っぽさはありません。ミニPCの中では個人的にはデザインが気に入りました。
本体上面はメッシュになっていて、ここから排熱される仕組みです。だから、起動中に手をかざすとほのかに風を感じます。
メーカーロゴやAMDのシールが張ってあります
こちらが前面
USB3.0端子が2つ、USBタイプCが1つ、イヤフォン、電源ボタンが並んでいます
サイドもメッシュになっているので排熱性に気を使ったデザインかと思います。
ここまでしっかり排熱を考慮した筐体なら45WのCPUを選んでも良かったかも知れませんね。
サイドはつや消しなのであまり指紋は目立ちません
こちらが背面
背面にも排気用のスリットがあります。熱は主にここから排気
サイド2箇所、上面、背面の4箇所がメシュやスリットになっているので、これは冷却性能にも少し期待できそう
背面には有線LAN端子、USB2.0が2つ、HDMI端子が2つ、DC(電源)と端子類が並んでいます。
デフォでデュアルディスプレイ(前面のタイプCを使えばトリプル)対応なのは良いですね。
こちらは底面。底面だけ素材が少し違うみたい。
両サイドにペラペラのゴム足。ゴムは網目模様になっているので滑りにくそうです。4隅にネジがありますので、分解する際は4つのネジを外します。
本体の大きさをイメージしやすいようiphone 14 proと並べて撮影してみました。
かなりコンパクトでしょ?
手で余裕でガシッと持てる大きさ
まさに手のひらサイズのPCです
重さは430グラム。ペットボトルよりも軽い。
ちょっとだけ分解してみる
Beelink SER5はSATA接続のHDD/SSDが増設可能なので、自宅に眠ってた古いSSDを装着してみます
底面の4隅のネジをプラスドライバーで外します。なお、AMAZONのレビューではネジが固いという人もいましたが、私は普通でした。過度に固くもなく、ゆるくもない感じ
ワンポイントアドバイス
ネジを4つ外してもなかなか底のパーツがハズレません。指を引っ掛けるところもないし、ゴム足を持って引っ張るとゴム足が取れそうだし・・・
そこで、VESA用のネジ穴に余ったネジを軽くねじこんで
そのネジをこうやって掴んで引っ張れば外しやすいです。
底面が外しにくい場合は試してみてください
ぱかっと開けるとこんな感じ
クルーシャルのメモリを搭載してますね。中華PCなので有象無象のメーカーのメモリかと思ったら、ちゃんとしたメーカーのメモリで安心です。
規格はDDR4-3200 SODIMM なのでメモリが足りなくなったら増設しようと思います。
32GBにするなら下の製品が良さそうかな。ただメモリは動作確認してませんので自己責任でご購入ください
Crucial ノートPC用 メモリ PC4-25600(DDR4-3200) 32GB(16GBx2枚) SODIMM CT16G4SFS832A [並行輸入品]
m.2のSSDはキングストン製。こちらもちゃんとしたメーカーのSSDで安心
m.2のSSDは速度が早いんですが、その代わり発熱します。この黒っぽいゴムが熱を逃がす役目をしているみたい。SATAスロットカバーが金属製なので、密着させて熱を逃してるみたいです。
底面にSATAスロットがあって、マザボとリボンケーブルで繋がっているので注意しましょう。引っ張りすぎ注意です。
SSDを増設してみる
せっかくなので、自宅に眠ってた、10年前に買ったSSDを増設してみます。
底面にSATAスロットがあるので、ここにぶっ刺せば完了
まずは金属製のカバーを外します。下の写真の部分にマイナスドライバを突っ込めば簡単に外れます。
外すとこんな感じ
次にSSDをぶっ刺します
ポイントは一番奥までぶっ刺すのではなくて、SSDを固定するネジ穴と合わせて調整しましょう
あとは金属製のカバーを元に戻して、4箇所ネジで固定すれば完了
VESAをお試し
VESAマウントに装着して使う予定はないのですが、せっかくなので試してみました
付属しているこちらのパーツを使用します
こんな感じでネジ2箇所で本体に固定
あとはディスプレイに固定すれば完成です。簡単!!
付属品も少し
付属品も少し触れておきます。PC本体が小さいので、電源はアダプター付きです。
結構大きめのACアダプターは重さが222グラム
AMAZONのレビューではUS版のACアダプターが付属していたと書いてありましたが、普通にPSEマーク付きの日本のコンセントで使えるACアダプターでした。
横から見るとこんな感じ。このACアダプターはなぁ・・・ちょっと物理的に他に干渉しそうなので使いづらそう。プラグをもっと端に寄せてくれたら良かったのに。
なお、LEDランプがついていて導電確認が可能です。デスクトップPCなので不要ですけどね。
まとめ
気に入ったところ
・コンパクトな本体
・デザインが安っぽくないし気に入った。
・SATAのSSD/HDDが増設可能
・排熱性に気を配った構造(要検証)
・分解がしやすい
・手頃な価格でコスパが良い
・メモリやストレージなど各パーツはちゃんとしたメーカのものを使っている
イマイチなところ
・ACアダプターが少しだけ使いづらそう
最後に
結構長文になったので、レビューはここで一区切りします。
次回は電源を付けた後に少しだけ困ったこととか、ベンチマーク、CPUの温度を計ったりしたので、その辺を紹介したいですね。
まだ使い始めて数日ですがめちゃくちゃ気に入りました。買ってよかったです。
中華PCなので、初心者の方にはオススメできませんが、そこそこの性能でコンパクトなPCが欲しい方にはおすすめです。
以上、簡単ですがBeelinkのSER5のレビュー(外観編)でした〜
*今回レビューした製品はCPUに5560Uを搭載した製品ですが、現在AMAZONで注文できなくなっています。下記リンク先の製品はCPUが違う製品が表示されます。
もしご購入する際は、オプションでCPUの種類を選択ください
モデル違いはこちら(CPUやメモリ搭載量が違うよ)
後編の記事はこちらからどうぞ
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