はじめに
どーも不定期更新のガジェットぺろぺろです
今日紹介するのはこちら!!
XREAL One Pro

XREAL One Pro ARグラス|X1チップ&X-Prism光学搭載|ネイティブ3DoF対応|57°の広視野角・最大428インチ…
皆さん、ノートPCの小さな画面に不満を感じていませんか?
私が働いている職場はフリーアドレス。出社したらロッカーから13インチのノートパソコンを取り出して好きな席に座って働くスタイルです。
ただ、この小さな画面だけで作業していると、どうしても目が疲れるんですよね。
さらに、仕事中には人に見られたくない情報を入力する場面もあります。健康診断のデータやプライベートな相談など…。
加えて、画面を覗き込む姿勢が続くと首や肩がどんどん重くなる…。
そんな「もう少し広い画面で作業したい」「映画や動画を大画面で楽しみたい」「周囲に画面を見られたくない」という願いを叶えてくれるのが、最新の ARグラス XREAL One Pro です。
この記事では、実際にXREAL One Proを使って PC作業(Web検索・Teams・Excel) と 映画・動画視聴(Netflix・YouTube) を試した感想をまとめました。
XREAL One Proのメリット・デメリットを正直にレビューしているので、購入検討中の方はぜひ参考にしてください。
開封レビュー(外箱・同梱物)
私は XREAL One ProをAmazonで購入しました。セールとかじゃなく定価で!
注文して、翌日に自宅に届きました。楽しみ過ぎて仕事が終わったら電光石火の速さで帰宅しました。まずは開封していきます。
箱がもう…カッコよすぎるんですよね。今まで買ったガジェットの中で過去一カッコいい化粧箱です。




化粧箱を開けると…中には 「XREAL」のロゴが入ったグラスケース が収まっています。
漆黒のブラックに浮かぶXREALの文字はシンプルながら存在感があり、ここで一気にテンションが上がりました。

内容物はざっくり以下の通り
- XREAL One Pro 本体
- サイズ違いの鼻パッド
- インサートレンズフレーム
- ポリッシングクロス
- 説明書類一式
同梱物を並べるとこんな感じ。シンプルですが必要なものが揃っています。

外観レビュー
グラスケースを開封!XREAL One Proとご対面
続いて、外観レビューに入ります。
グラスケースを開ける、緊張の瞬間・・・ドキドキ
おぉ・・・
XREAL One Proとご対面です

表面の保護フィルムを外すと、こんな感じ。
正面は普通のメガネやサングラスに近く、パッと見ただけではARグラスだとは分かりません。(やや大きめかな?と思う程度)
VRゴーグルなど類似製品を色々試してきましたが、ここまで日常に馴染むプロダクトは珍しいです。

全体
本体は全体的に見ると、少し大柄なサングラスといった印象です。
光沢のあるフレームは高級感がありますが、指紋や手汗はやや目立ちやすいかもしれません。
机の上に置いてみると、パッと見はガジェットというより普通のサングラス。
VRゴーグルのような「大げさ感」がなく、日常に自然に馴染むデザインです。
「さっと掛けて使えるカジュアル感」があるのは、ARグラスとして大きな強みだと思いました。

フレームは普通のサングラスと比べると全体的に太め。
それでも全体のデザインバランスが取れており、プロダクトとしての成熟度や完成度の高さを感じます。

REAL One Proは、ガジェットらしさを主張しすぎないデザインなので、オフィスや会議室に置いてあっても違和感がありません。
VRゴーグルのように大げさな見た目ではなく、少し大きめのサングラス感覚で使えるので、フリーアドレスのデスクや出張先でも自然に取り出せます。
質感についても、安っぽさは一切なく、価格に見合った高級感があります。
光沢仕上げのフレームは落ち着いた印象で、細部の作り込みも丁寧。
実際に手に取ってみると「しっかりしたプロダクトだな」と感じられ、長く使う相棒として信頼できるクオリティに仕上がっています。

レンズ部分と鼻パッド
こちらが映像を映し出すレンズ部分。保護フィルムが貼ってあるので、使用前に外します。
鼻あてはシリコン製で厚みがあり柔らかめ。長時間でも痛くなりにくい設計です。


保護フィルムを外すと、こんな感じです。

下からレンズを覗くと、意外と薄いことが分かります。
実はこのXREAL One Pro、独自の光学設計 「X Prism(エックス プリズム)」 を採用。
これにより従来のARグラスと比べて 視野角が広く、映像が大きく鮮明 になっています。要するに「すごい技術」です。

ツルの部分もデザイン
耳にかけるツルの接合部は光沢シルバー仕上げ。
このワンポイントのアクセントで、高級感がグッと増しています。

操作ボタン
右側のツル下部にはボタンが2つ。主にここで操作を行います。
- 赤いボタン:2回押すとメニューが開く
- バーボタン:音量調整やメニュー移動に使用

さらに右側ツルの上部にもボタンが1つあり、これは ショートカットキー。
1回押し/長押しにそれぞれ好きな動作を割り当て可能です。

ツルの内側とスピーカー
ツルの内側には、XREAL One Pro の印字

そして反対側のツル内側には── BOSE のロゴ。

実はツル部分にスピーカーが内蔵されており、サウンドはあのBOSEが監修。
映像体験だけでなく、音響面でも大きな期待が持てる仕上がりになっています。

タイプCケーブル
付属のUSB Type-Cケーブルは 長さ約1.2m。
細めで柔らかく、さらにメッシュ素材なので取り回しが良好です。
こうした細かい設計が、実際の使い心地に大きく影響します。
端子部分は斜めにカットされており、XREAL One Proを掛けたときに 顔のラインに沿うよう自然にケーブルが流れるデザイン になっています。れ

装着感レビュー(文章中心)
装着してみた感想
実際に装着してみると、思った以上に軽く、長時間でも負担は少なめです。
私は普段からメガネを使っていることもあり、違和感なくスッと掛けられました。重さも普通のメガネよりやや重い程度で、「疲れる」という感覚はほとんどありません。
テンプルが強く押さえつける感じもなく、ノーズパッドも柔らかいシリコン製。鼻への当たりが優しく、痛みを感じませんでした。
首を多少動かしてもフィット感は安定しており、ずれることもありません。
付属の鼻パッドはS/M/Lの3サイズ。私は標準のMサイズが最もフィットしましたが、自分の顔に合わせて調整できるのは嬉しいポイントです。

装着した際の見た目
外からの見た目も、違和感は少なく「ちょっと大柄なメガネ」という印象。
普通のメガネよりもレンズが少し目から離れているため、若干浮いて見える程度です。
VRゴーグルのような大げさな見た目ではなく、日常に馴染むカジュアルさがあります。
長時間使用してみて
映画であれば2時間程度は余裕で視聴可能でした。
PC作業では細かい文字を見ることもあり、私は1時間ごとに休憩を挟みながら使用。
長時間の連続利用でも、首や肩への負担はかなり軽減されたと感じます。
インサートレンズについて
私は度付き用のインサートレンズも注文中ですが、到着まで時間がかかるため、現状は「メガネの上から掛ける」形で使用しています。
それでも十分きれいに映像が見られたので、メガネユーザーでも問題なく利用可能。
インサートレンズが届けば、さらに快適になると思います。
インサートレンズが届いたら、詳細なレビューを別途記事にします。

姿勢の自由度
装着して気付いた最大のメリットは、姿勢に縛られない快適さです。
ノートPCのように画面を覗き込む必要がなく、好きな姿勢で作業や映画視聴ができます。
極端に言えば、寝転びながらPC作業や映画鑑賞も可能。
肩や首への負担が減り、仕事の能率も上がったように感じました。
映画を寝転がって大画面で楽しめるのは、本当に新しい体験です
Windowsでの作業レビュー
届いた翌日、早速仕事で試してみました。
ノートPCに接続してXREAL One Proを掛けた瞬間──まるで違う世界。
これまで小さなノートPC画面でちまちま作業していたのが嘘のように、大画面が目の前に広がります。
XREAL One Proはグラス単体で 3DoF対応。
視界の中にディスプレイを固定できるので、空中に大画面モニターを置いたかのような感覚で作業できます。
5-1. Excelでの使用感
私は技術系の仕事をしており、PowerPointやExcelで資料を作る機会が多いです。
試しに、細かい文字が並ぶExcelのパラメータシートを編集してみました。
結果は──文字が見やすく快適。
XREAL One Proは画面の距離やサイズを調整できるので、少し大きめに表示すれば、小さな文字が大量に並んだ資料でもストレスなく扱えました。
下のエクセル画像はダミーですが、イメージとしてはこんな感じの資料が快適になります
そのおかげで、小さな画面を覗き込んで目が疲れることが少なくなったのも大きなメリットです。

5-2. ワイドディスプレイでTeams+ブラウザ
感動したのはExcelだけではありません。
Teamsのチャットを開きながら、横にブラウザを並べてWeb検索──こうした並行作業が非常に快適になりました。
従来のノートPC単体では切り替えが煩雑でしたが、XREAL One Proなら ワイドディスプレイモードを使えば、同時に複数のウィンドウを視界に配置できます。
ちょっとした検証や資料作成の際にも効率が段違いで、まるで本物のデュアルディスプレイ環境のように使えます。

仕事用途まとめ
XREAL One Proを実際に仕事で使ってみて、一番感じたのは 「小さなノートPC画面の制約から解放される快適さ」 でした。
ExcelやPowerPointなど細かい文字が多い資料も、大画面表示にすれば見やすくなり、目の疲れも軽減。
さらに、Teamsとブラウザを横に並べて作業できるので、切り替えの手間が減って効率が大幅にアップしました。
従来なら外部ディスプレイを持ち歩くのは現実的ではありませんが、XREAL One Proがあれば 出張先やカフェでも簡単に擬似デュアルディスプレイ環境を再現可能。
「どこでも広い作業スペースが手に入る」というのは、ビジネスシーンにおいて非常に大きな魅力です。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
画面の見やすさ | 大画面表示で小さな文字も快適に確認可能 | ワイドディスププレイは初期設定に少し慣れが必要 |
効率性 | Excel・Teams・ブラウザを同時に並べられる → 擬似デュアルディスプレイ | 長時間集中作業ではこまめな休憩が必要 |
疲労感 | 姿勢が自由で首・肩が楽、目の疲れも軽減 | 長時間使用で鼻や耳に負担が出る可能性あり |
携帯性 | 出張やカフェでも大画面環境を再現できる | ケーブル取り回しに工夫が必要 |
コスト面 | ディスプレイを複数そろえる必要なし | 本体価格はやや高め(8.5万) |
仕事用途まとめ
XREAL One Proは「ただのガジェット」ではなく、本格的に仕事効率を高められるツールとして使えることを実感しました。
特にフリーアドレスや在宅ワーク、出張が多いビジネスパーソンには大きな価値があると思います。
映画・動画視聴レビュー
次は映画視聴に挑戦。観たのは、2025年公開の 『スーパーマン』 です。
映画館で観たかったのですが、都合が合わずに見逃し…。Amazonプライムビデオで配信されたので購入して視聴しました。
スーパーマン (購入版:グッズ購入権利付) (10/9 17時まで)
映像の迫力
まず感じたのは、映像の圧倒的な迫力。
大画面が目の前に迫ってくるようで、解像度も十分。まるで映画館で鑑賞しているかのような感覚です。
コントラストもしっかりしており、色のレンジも広め。映像の表現力は豊かで、映画の世界に没入できます。
ただし画面サイズが大きすぎると少し疲れるので、私はやや小さめに調整して視聴しました。
サウンドの体験
そして映像以上に驚いたのが音質です。
こういうデバイスは「軽い音」「カシャカシャした音」になりがちですが、XREAL One Proは違いました。
BOSE監修のサウンドはクリアで自然。違和感がなく、映画館さながらの臨場感で楽しめます。
途中で「よく考えたらイヤホンじゃなくて、グラスのスピーカーから音が出ているんだ」と気づいたくらい、自然に没頭できました。
ただし、BOSEらしい重低音が響くような迫力は控えめ。あくまでも 「音が綺麗でストレスがない」レベル という印象です。
ユーチューブとか日常動画
映画だけでなく、普段づかいの動画視聴でも活躍します。
Netflixでドラマを流したり、YouTubeでガジェットレビューを観たりしましたが、自分だけの大画面シアターという感覚で楽しめました。
特にYouTubeは、いつもスマホやノートPCの小さな画面で観ているので、XREAL One Proで観ると別物。
お気に入りのチャンネルも、まるでテレビの大画面で観ているような没入感があります。
また、透過型グラスなので完全に視界が塞がれず、
「動画を流しながら軽く作業」や「家族の声に気づきながら映画を観る」といった、日常の中での使いやすさも感じました。
しかも!!
ARグラスなので、寝っ転がっても観ることも可能。マジでリラックスして動画視聴するのに最適なデバイスです
メリットまとめ
XREAL One Proを使ってみて感じたメリットをまとめます。
まず大きいのは、どこでも擬似デュアルディスプレイ環境を持ち歩けること。
オフィスや出張先、カフェでも、広い作業スペースが手に入ります。
また、画面を覗き込む必要がないので、姿勢が自由になり首や肩が楽。長時間の作業でも負担が軽く感じました。
もちろん、仕事だけでなくエンタメ用途も抜群。映画や動画を大画面で没入感たっぷりに楽しめるのは想像以上に快適でした。
そして本体はコンパクト。グラスケースに収納すればカバンに入れて持ち運びやすく、「いつでも大画面」を実現できる携帯性も魅力です。
メリット | 詳細 |
---|---|
デュアルディスプレイに近い環境を持ち運べる | 21:9や32:9の超横長表示で擬似デュアル環境を再現 |
姿勢が自由になり首・肩が楽 | 画面を覗き込む必要がなく、楽な姿勢で作業可能 |
映画・動画を大画面で楽しめる | NetflixやYouTubeを迫力ある65インチ相当の映像で視聴可能 |
コンパクトで持ち運びやすい | 専用ケース付きで、出張やカフェにも気軽に持ち出せる |
デメリットまとめ
実際に使ってみて感じた注意点もまとめておきます。
まず、長時間装着による負担です。映画1本(2時間程度)なら快適でしたが、仕事で何時間も連続利用すると少し疲れが出てきます。こまめに休憩を挟むのがおすすめです。
次に、解像度はフルHD止まりという点。普段2Kや4Kディスプレイで作業している人にとっては、文字や映像の精細さに物足りなさを感じる可能性があります。細かい文字を見て作業するケースで、もうちょっと解像度が欲しいなぁ・・・て思う場面もありました。でも実用性としては十分な解像度があります。
サウンドはBOSE監修で自然でクリアですが、重低音の迫力は控えめ。映画館のような「ドンッ」と響く感じを期待すると少しギャップがあります。
デメリット | 詳細 |
---|---|
長時間装着での負担 | 長時間利用で疲れが出る可能性あり。2時間程度は快適だが、休憩が必要 |
解像度の限界 | フルHDまで。2K/4Kに慣れている人はやや物足りない可能性 |
サウンド面 | BOSE監修で自然な音質だが、重低音の迫力は弱め |
補足(ケーブルについて)
- 一般的には「有線=取り回しが不便」と思われがちですが、実際に使ってみるとメリットの方が大きいと感じました。
- 充電不要・ペアリング不要・軽量化につながっており、むしろ快適に使える要素です。
比較:XREAL One Pro を選んだ理由
実際にXREAL One Proを選んだのは、「視野角の広さ」と「単体で3DoF機能がある」という2つのポイントが決め手でした。
- 視野角の広さ
Rokid Max(約50°)やVITURE Pro XR(約46°)も魅力的でしたが、XREAL One Proの約57°は、仕事でも映画でも心地よく感じられる絶妙なバランスです。 - 3DoF対応の利便性
Rokid MaxはRokid Appというアプリを使用しないと3DoFが使えないみたい(私調べ)
VITURE Pro XRはベータですが対応しています。
それに対し、XREAL One Proはケーブルを繋ぐだけで3DoFが使える利便性の高さが大きな魅力でした。
このように、「視野角は十分で、日常の中で画面が浮く自由さも欲しい」という私の目的には、XREAL One Proがドンピシャの選択でした。
まとめ:XREAL One Proは「仕事と映画を両立できるARグラス」
ここまで実際に使ってみた感想をまとめると、XREAL One Proは「仕事効率化」と「エンタメ体験」の両方を叶えるARグラスでした。
- 仕事:ExcelやTeamsを並べられる擬似デュアルディスプレイ環境で、目の疲れや首肩の負担も軽減
- 映画・動画:65インチ超の大画面で、迫力ある映像とBOSE監修の自然な音質を楽しめる
- 携帯性:ケースに入れて持ち歩けば、出張先やカフェでもすぐに大画面環境を再現可能
- シンプル接続:USB-Cを繋ぐだけ。充電不要で、ペアリングの手間もなし
もちろんデメリットとして「長時間の装着負担」や「フルHD止まりの解像度」もありますが、それを補って余りある快適さがありました。
購入を検討している方へ
もしあなたが、
- ノートPCの小さな画面に不満を感じている
- 出張や在宅でも快適な作業環境を作りたい
- 映画や動画をもっと大画面で楽しみたい
と思っているなら、XREAL One Proは間違いなく選ぶ価値のある一台です。
ぜひ体験して、この快適さを味わってみてください。
XREAL One Pro ARグラス|X1チップ&X-Prism光学搭載|ネイティブ3DoF対応|57°の広視野角・最大428インチ…
最後に
めっちゃ長文になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はXREAL One Proの本体レビューをお届けしました。
今後はインサートレンズや専用ケースについても記事化予定です。
また、私が実際に使用しているアクセサリーとかも紹介します
継続的にXREAL製品を追いかけてレビューしていきますので、ぜひチェックしてください。
以上、簡単ですがXREAL One Pro の紹介でした〜
XREAL One Pro ARグラス|X1チップ&X-Prism光学搭載|ネイティブ3DoF対応|57°の広視野角・最大428インチ…

コメントを残す