はじめに
どーも不定期更新のガジェットぺろぺろです
今日は資格試験の合格体験記です。
今回合格したのはこちら!!
IOTシステム技術検定 中級
ちょっとマイナーで情報が少ない資格になりますので、これから受験する方の参考になればと思って合格体験記を書いてみます。
受験前のスペック
学歴とか
高校は地元の商業高校を卒業しました。偏差値は52と普通です。
高校卒業後は、地元の家電量販店に就職しました。そして半年で退職して専門学校へ入学。
専門学校ではプログラミングの実技が中心。コンピュータ概論や資格試験対策を少々。
在学中に基本情報技術者試験に合格しています
業務経験
○通信ケーブルの施工・工事を4年
○社内システムの管理者を3年
○AIやビッグデータを活用したシステム開発のPJリーダーを2.5年
○企業間取引の契約実務を1年
○SEという名の単純作業要員を1年ぐらい
今の仕事内容は一応SEになってますが、単純作業しか経験がありません。
保有資格
資格はトータル120個以上保有しているのですが、情報・通信系の資格だけ列挙します。
<国家資格>
○応用情報技術者試験
○情報セキュリティマネジメント
○基本情報技術者試験
○電気通信主任技術者(線路)
○工事担任者AI・DD総合種
○第二種電気工事士
○2級電気通信工事施工管理技士補
<情報系>
○IOTシステム技術検定 中級
○ビジネス統計スペシャリスト(エクセル分析スペシャリスト)
○.com Master ADVANCE★★
○Python3 エンジニア認定データ分析試験
○Python3 エンジニア認定基礎試験
○Deep Learning for GENERAL 2021#1
○情報セキュリティ管理士
○情報通信エンジニア(ビジネス)
○C言語プログラミング能力検定 2級
○JAVAプログラミング能力検定3級
○ACCESSビジネスデータベース検定3級
○その他、J検定、情報処理検定などいくつか
今勉強中+結果待ち
結果待ち
○ビジネスコンプライアンス検定 初級
勉強中
○E資格
受験したきっかけ
私が在籍している会社の認定資格だったため前々から興味はありました。
試験情報とか例題を見ると簡単そうだったので気軽に受けようと思っていました。
ところがIOTシステム技術検定 中級は受験会場が東京、横浜、名古屋、大阪、札幌、仙台、さいたま、広島、福岡にしかありません
私は四国に住んでいるので、受験会場が遠すぎるので受験は諦めていました。
しかし!!
前々から申し込んでた電気通信主任技術者の会場が広島県。受験日は7月10日
IOTシステム技術検定 中級の受験日は7月9日
つまり広島に連泊して、2つとも受験すればいいんじゃね?って気づいたので思い切って受験してみました。
事前調査(教材編)
教材は下記の公式テキスト1択です
なお、購入する際は最新版をご購入ください
私が受験した2022年7月は第3版が最新でしたので、第3版で学習しました。
下記に貼っているのも第3版のテキストです
IoT技術テキスト 第3版 ― MCPC「IoTシステム技術検定 中級」対応 ― 単行本(ソフトカバー) – 2021/3/24
私が学習に使用したのは上記のテキストのみです。
学習計画
学習計画を立てるために、まずはシラバスを確認しました
下記サイトに出題範囲と割合が記載されているのですが・・・
かなり、ざっくりしてますね。
https://www.mcpc-jp.org/iotkentei/kentei_msg/index.html#tab01
国家資格とかだと、かなり細かいシラバスが公開されているのですが、IOTシステム技術検定システム技術検定は、所詮は民間資格なのでかなり大雑把です。
正直、これだけ大雑把だと学習計画を作るのが難しいですね。
また、IOTシステム技術検定は合格率、合格点、合格者数なども非公開(だと思う)。
過去問も公開されていません。かなりブラックボックスな印象です
私の個人的な所感ですが、過去問を公開していない資格は以下のような特徴があります(あくまでも個人の感想です)
- 過去問からの出題率が高い
- 難易度が低いので、過去問を非公表とすることで合格率を落としたい
- マニアックな問題が出てくる
ということで、今回は具体的な学習計画を立てずに以下の方針で勉強することにしました。
- テキストを通読する
- 知らない単語、用語は確実に覚える
以上です。
公式テキストを読みまくるのが一番の近道だと思うので、とりあえず1回通読して試験勉強は終わりです!!
試験勉強をしてみて
公式テキスト
正直言って、公式テキストの出来はあまり良くないかなぁ・・・て印象です
IoT技術テキスト 第3版 ― MCPC「IoTシステム技術検定 中級」対応 ― 単行本(ソフトカバー) – 2021/3/24
どこが大事で、どこを覚えるべきがよく分からない。
なんだろう、試験のテキストというよりは、技術情報がまとまった雑誌を読んでいるような気分でした。
技術情報はまとまって掲載されていますし、有用な情報ばかりだと思います。
しかし、試験対策テキストとしては落第点です。
見づらくて、覚えづらい。
100個以上資格を持ってて、100冊以上テキストを読んだことがある私の評価では、下の中ぐらいの出来のテキストです。
他の方のブログ
また、ネットで色々と検索していたら、IOTシステム技術検定(中級)の出題内容が掲載されているブログを見つけました。
第2版のテキストを内容を抜粋して、結構長文で掲載してありました。
参考程度に目を通しておいたのですが、試験本番では全く役に立たなかったです。
あと、テキストの内容を抜粋してブログに記載するのは、著作権的にグレーゾーンかなーっと思いました。
ディスる形になったので、そのブログのURLとかは貼りませんが、個人的には役に立たないと思いました。
公式テキストで勉強した方が良いと思います。参考までに!!
結局
まとめると、公式テキストをパラパラと1周読んで終わりです
トータルの勉強時間は3時間ぐらいです
試験本番について
試験前日
試験の受付は9:00スタートなので、前泊をしました
せっかく広島に来たから、お好み焼きを食べたい!!
でも、新型コロナウイルスが心配なので外食は控えよう・・・
と、いうことでウーバーイーツでお好み焼きを注文
ホテルまで持ってきてもらいました
こういうグルメを楽しむのも旅の醍醐味ですよね
気になる方は私が運営しているグルメブログ「愛媛グルメナビゲーター」をご参照ください
ホテルに付いたのが21時ぐらい
ウーバーイーツで食事を終えたのが22時ぐらい
勉強は1時間ほどして就寝しました。
試験当日
試験当日は消化にエネルギーを使いたくないので朝ごはんは食べません。
脳をフル回転させるためにラムネでブドウ糖を摂取
試験会場には少し早めに到着
受付は9時開始なんですが、8時40分ぐらいに着いてしまったので、ベンチに座ってジュースを飲みながら時間を潰しました
9時ぴったりに試験会場へ行ったら、既に受験生が数人席に座っていました。
どうやら、受付開始より少し前でもOKだったみたいです
なお会場は約8割が男性、2割が女性でした。
年齢層は20代〜40代と比較的若い方が多かったように思います
なんか同じ会社同士で受験しているのか、男女5,6人で固まって雑談をしているグループもありました。
試験会場では皆、公式テキストを開いて勉強していました。
テキストにびっしり付箋紙を貼って、蛍光マーカーで色を塗りまくってる方もいましたね
試験本番直後
いよいよ試験本番
ただし、出題された問題や内容は守秘義務違反となるので、ブログでは紹介できません。あしからず!!
正直、試験自体は・・・ちょっと変わってると言うか、情報管理が厳重だなと思いました。
試験問題の冊子が袋とじになっています。
だから、試験開始前に問題を見ることは不可。袋とじをビリビリ破いてたら目立つので。
また、試験問題の冊子自体にも受験番号を記載します。記入必須です
試験問題は・・・
前述した通り、具体的な問題の内容は書けないのですが・・・
思ったより難しい!!
公表されている試験問題のサンプルより、数段難易度は高く感じました
https://www.mcpc-jp.org/license/sample/pdf/IoT_Expert_sample.pdf
出題形式はサンプルと一緒で4択なんですが、なかなか難しいっすよ。これ・・・
なんだろう、単語や用語の意味を覚えるだけじゃ通用しません。
単語、用語の特徴とか、メリット、デメリット、背景、将来性などをちゃんと把握しておくべきです
付け焼き刃の知識では難しいでしょうねぇ・・・
私は応用情報技術者試験とか、.com master adv★★など情報系の資格をいっぱい持ってるので、それらの知識をフル導入すれば、割と簡単でした。
難易度的には、基本情報技術者試験の午前問題と同じぐらいでしょうか
試験が終わった直後
試験が終わっても途中退出は出来ません。
試験が終わったあとは試験監が回答用紙と問題冊子の両方を集めます
しかも、全部の回答用紙、問題冊子が揃っているか数え終わるまで退出は出来ません。
めっちゃ、情報流出に厳しいです。
ここまで厳しい試験は初めてです。
ということで、もし受験されても問題の内容をSNSでつぶやくのは止めておきましょう。
合格発表
合格発表は受験申し込みサイトに約1ヶ月後に表示されます
正直、手応えは結構あったもののドキドキしながらマイページにログインすると・・・
いや、合格判定を見なくても、横に「認定証ダウンロード」ってボタンがあるから合格確定やん!!
とはいえ、一応合格判定を表示してみると「合格」していましたーーー!!
やったー!!
まとめ
- 勉強は公式テキストを読み込むべし
- サンプル問題よりは難易度が高いと思うべし
- 単語の意味を覚えるだけじゃなくて、背景、将来性、メリット、デメリット、適用シーンなど深堀りしておくべし
- 難易度は・・・人によって違うのでなんともいえないけど個人的には基本情報技術者試験の午前問題と同様かと思う
最後に
受験してよかったです。
所属している会社認定の資格ですし、はるばる広島県まで受験に行ったので合格して本当に良かった。
試験内容自体も、IOTシステム技術について体系的に学べて非常に勉強になりましたし、有用だと思います。
ただ、世間的な評価はというと・・・やっぱりIPAの国家資格とかシスコとかオラクルなどのベンダー資格の方が上だと思います。
この資格を取ったからといって就職、転職に有利にはならないのではないかと・・・
私はさらなる自己研鑽を目的として上級も受験しようと思っています
以上、簡単ですがIOTシステム技術検定 中級の合格体験記でした〜
IoT技術テキスト 第3版 ― MCPC「IoTシステム技術検定 中級」対応 ― 単行本(ソフトカバー) – 2021/3/24
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