はじめに
どーも、不定期更新の ガジェットぺろぺろ です。
前回の記事では、ARグラス XREAL One Pro を購入したことを紹介しました。
XREAL One Pro ARグラス|X1チップ&X-Prism光学搭載|ネイティブ3DoF対応|57°の広視野角・最大428インチ…
私は普段からメガネを使っているため、同時に インサートレンズ も注文していました。
そして今回ついに、待望のレンズが到着!

この記事では、注文から受け取りまでの流れ と、実際に使ってみたレビュー をお届けします。
注文の流れ
JUN GINZAでの注文方法
XREAL One Pro用のインサートレンズは、公式パートナーショップ「JUN GINZA」 で購入可能です。
注文方法は大きく3つあります。
- ネット注文+処方箋情報を入力
- ネット注文+今使っているメガネをお店に送付して度数を調べてもらう
- 店舗に直接来店して購入
私はネットで注文しました。
ちょうど JINSでメガネを作った際の度数データ が手元に残っていたので、その情報を入力して発注。

レンズの種類について
JUN GINZAでは、用途に合わせてさまざまなレンズが選べます。
- 単焦点レンズ:もっとも一般的なレンズ。度数を合わせてシンプルに使いたい人向け。
- サポートレンズ:手元が見やすいように設計されたレンズ。PC作業でキーボードを見たり、映像と手元を行き来するのに便利。
- アイケアレンズ:ブルーライトカットなど、目の負担を軽減したい人向け。
- 超薄型レンズ:度数が強めでもレンズを薄く仕上げたい人向け。
これらを組み合わせて注文することも可能。
たとえば「サポートレンズ × アイケアレンズ」というように、自分の用途に最適化できます。
私は 超薄型+サポートレンズ を選びました。サポートレンズは普通のレンズより縦幅が少し長めで、PC作業をする際に手元のキーボードを観る際に便利だからです
他にもブルライトカットコーティングやレンズケース、インサートレンズフレームなどオプションが盛り沢山
フレームについて
インサートレンズを作る際には、インサートレンズフレームが必要です。
フレームの準備方法は2つ:
- 手持ちのインサートレンズフレームをJUN GINZAに送付して加工してもらう
- JUN GINZAでフレームを同時購入する(在庫があれば購入可能)
私は同時購入しました。「予備が欲しい」「早く使いたい」という人は追加購入しておくのもおすすめです。
注文受付
注文を完了すると、まず 確認メール が届きます。
このメールには今後の流れが丁寧に書かれており、
- メガネを送る場合の送り先住所
- 納期の目安(14〜20日程度)
といった重要な情報が記載されています。

その後ですが、最初のメールが来てからしばらく音沙汰なし。
進捗連絡などはなく、「本当に動いているのかな?」と少し不安になるかもしれません。
しかし、約1週間後に「制作完了と発送の連絡」メールが届きました。
実際には納期目安よりも早く仕上がったので、安心しました。

JUN GINZA以外の実店舗での対応について
SNSでは「インサートレンズを近所のメガネ店に持ち込んだが断られた」という声をよく見かけます。実際に複数の店舗で断られた事例もある一方で、対応してもらえたという報告もあるようです。
私自身も、ちょうどメガネが壊れたので 眼鏡市場 に行った際にスタッフさんに質問してみました。
その回答がこちら:
- 実物を見てみないと判断できない
- 型が合えば対応可能
- レンズは型に合わせてカット加工する仕組み
つまり、レンズの形状に合致する型が店舗にあれば、一般のメガネ店でも対応できる可能性がある ということです。
逆に、合わないと判断されれば対応は難しいということですね。
確実に作りたい方は公式パートナーである JUN GINZA に依頼するのが安心ですが、
「近くのメガネ店でもできるかも?」という可能性を知っておくだけでも選択肢が広がります。
あと、インサートレンズの左目の度数が普段の眼鏡と一緒のハズなのにぼやける話をしたら、レンズの形(球面、非球面)とかで、もしかしたら違いが出たのかも・・・みたいな話をしてくれました(ただ詳しくは忘れました。すみません)
届いたもの(開封レビュー)
待ちに待ったインサートレンズが到着しました!
梱包を開けると、しっかりと保護された状態でレンズや付属品が入っています。

まずは、今回注文した サポートレンズ本体。
レンズは、下の写真のような 赤と黒のJUN GINZAオリジナルケース に収められています。


このケースはインサートレンズのサイズにぴったりで、使わない時の収納に便利。
レンズを購入すると付属してきますが、単体で追加購入することも可能です。
私は今回、
- 新しく作ったサポートレンズの収納用
- 本体購入時に付属していたフレームを保存しておく用
として 2つ必要だったため、追加購入しました。
実際に持ってみると、作りがしっかりしていて長く使えそうです。

付属品一覧
箱の中には、レンズ以外にも付属品が色々入っていました。
- 専用レンズケース(今回追加購入した分も含めて2つ確保)
- パールハイテクメガネクロス(レンズ拭き用。厚みと質感があり、しっかり使える)
- 謎の黒いノート(JUN GINZAオリジナル。おまけ的な存在ですが、高級感あり)
- 保証書(購入日・保証内容が記載)
- 取扱説明書(レンズの取り扱い方法や注意点)
- 加工に使ったレンズの袋(度数情報が印字されていて、レンズの仕様を確認可能)
- フレームに元々付いてたデモレンズとパーツ

インサートレンズの見た目と構造
今回注文したのは サポートレンズ+超薄型レンズ仕様。
届いたものを手に取ると、加工精度の高さにまず驚きました。

超薄型を選んだことで、厚みはある程度抑えられています。
ただし、私のように度数が強い場合はそれでも厚みが出るので、写真で見ると「やっぱり少し存在感はあるな」という印象。
とはいえ通常タイプに比べればスッキリしており、予算に余裕があるなら超薄型を選ぶ価値は十分にあると思います。

レンズサイズの違い(普通レンズ vs サポートレンズ)
今回選んだサポートレンズは、普通の単焦点レンズより縦に長めの形状になっています。
写真で並べて比較すると一目瞭然で、「手元を見やすくするために縦幅を広くしている」設計思想が伝わってきます。
下の写真の左が通常のレンズ(ダミーレンズ)で、右側がサポートレンズ
PC作業や資料チェックが多い人には、この縦の長さの違いは大きなメリットになるはずです。首振りしなくても視点移動だけで、手元のキーボードを見ることが可能です。



埋め込みシリコンの精度
さらに驚いたのは、レンズに埋め込まれたシリコンパーツ。
これはXREAL One Pro本体のレンズに触れる部分に配置されており、ギリギリ端のラインにぴったり合うように埋め込まれています。
この精度の高さには本当に感心しました。
「光学製品を扱うプロの仕事だな」と思わせる仕上がりで、JUN GINZAの加工技術に拍手を送りたいレベルです。

装着方法と注意点
インサートレンズは、XREAL One Proに付属するフレームにパチッとはめ込むだけで装着可能。
ただし、フレームごと本体に取り付ける際はXREAL本体のシリコン製ゴムパーツを外す必要があります。

このパーツは非常に小さいため、無くしやすい点に注意。
実際に私は取り付けのときに紛失してしまい、後でかなり残念な気持ちになりました…。
折りたたみ時の干渉
また、インサートレンズを装着したままXREAL One Proを折りたたむと、わずかに干渉してツル(テンプル)が完全に閉じられないことがあります。
収納できないほどではありませんが、レンズに負荷をかけないためにも、折りたたむときは注意が必要です。

使用感レビュー(改訂版)
メガネオンメガネとの違い
まず一番に感じたのは、メガネオンメガネから解放された快適さです。
今までは手持ちのメガネを掛けた上からXREAL One Proを重ねるスタイルでしたが、装着感に違和感がありました。
インサートレンズを使うことで、このストレスが一気に解消。
装着した瞬間に「これだ!」と思うほど、視界がすっきりして自然に見えました。

映像の見え方
映像はとてもクリアで、くっきり・はっきり。
特に右目は完璧に合っていて驚くほど見やすかったです。
ただ、文字は若干ぼやける。左目は若干ぼやけを感じました。
これは、8年前の処方箋データをもとに作ったため、乱視や近視が進んでいる可能性があります。
実はその直後に普段使っていたメガネが壊れ、眼鏡市場で新しく視力を測定したところ、左目の矯正後の視力がかなり弱く、実質的に右目で見ている状態だと判明しました。
普通のメガネでは違和感なく生活できていたので気づきませんでしたが、インサートレンズだと位置や焦点距離の違いも影響して、左目のぼやけが強く出たのかもしれません。
結果的に新しいメガネを作る際、左目の乱視度数を少し上げる調整をしました。
この経験から思ったのは、古い度数情報を使うより、最新の視力検査を受けてから注文した方が確実だということ。
特にインサートレンズは目の前に直接映像が出るので、度数のわずかなズレも見え方に影響しやすいと感じました。
透過モードでの見え方
透過モード(映像をオフにして、普通の度付きサングラスのような状態)にして周囲を見渡すと、日常の景色は違和感なく自然に見えます。
XREAL One Proを掛けたまま生活していても問題ないレベルで、普通にメガネとして使える感覚でした。
ただし逆に言えば、実物は自然に見えるのに、XREAL One Proのレンズに投射された映像(特に文字)は少しぼやけることがありました。
これはやはり焦点距離やレンズ位置の違いが影響して、ボケが強調されているのかもしれません。
トータルの感想
メガネオンメガネの不便さから解放され、映像も基本的にはクリア。
左目のぼやけは自分の度数データが古かったことが原因で、製品の問題ではありません。
むしろ「これを機に最新の視力で作り直そう」と思えた良い学びになりました。
インサートレンズのメリット・デメリットまとめ
メリット
メリット | 内容 |
---|---|
メガネオンメガネ不要 | 装着感のストレスがなくなり、自然に使える |
視界がクリアに | くっきり・はっきり。通常利用には十分な見やすさ |
透過モードが自然 | 映像オフ時は普通の度付きサングラスのように違和感がなく周囲の状態を確認できる。 |
高い加工精度 | レンズ端に埋め込まれたシリコンがぴったり合い、安心して装着できる |
選べるレンズ種類 | 単焦点、サポート、アイケア、薄型など組み合わせ可能 |
ケースや付属品が充実 | 高級感のあるケース、クロス、保証書などで満足度が高い |
デメリット
デメリット | 内容 |
---|---|
左右差が出る場合あり | 古い処方情報だと片目がぼやける可能性あり。最新の視力検査推奨 |
装着時の干渉 | インサートレンズ装着状態だと、折りたたみに少し干渉する |
小パーツの紛失リスク | 本体の小さなシリコンゴムを外す必要があり、無くしやすい |
価格 | 決して安くはない出費 |
メリット・デメリットまとめ
- 快適さと自然な見え方を得られるので、メガネユーザーにはほぼ必須レベル
- ただし「最新の視力で作る」「小パーツの取り扱い注意」という点は意識した方がいい
- 投資額はかかるが、XREAL One Proを本気で活用するなら価値あるアップグレード
まとめ
XREAL One Proを快適に使うために導入した JUN GINZAのインサートレンズ。
総額で約1.5万円と安い買い物ではありませんが、使ってみると メガネオンメガネの不便さから解放され、映像がより自然に楽しめるようになった のは大きな価値でした。
特に感じたメリットは:
- 装着感が自然になり、長時間でも快適
- 透過モードでは普通のメガネのように違和感なく使える
- レンズの加工精度が高く、安心感がある
一方で、度数が古いままだと私のように片目がぼやける可能性もあるため、注文前に最新の視力検査を受けておくことをおすすめします。
結論
もしあなたがメガネユーザーで、
- XREAL One Proをさらに快適に使いたい
- 仕事や映画をもっとクリアに楽しみたい
と考えているなら、インサートレンズは間違いなく導入する価値があります。
JUN GINZAは公式パートナーとして信頼できるショップなので、安心して注文できます。
購入時の補足
XREAL社推奨 XREAL One Pro用 度付きインサートレンズ/汚れ防止コート (XREAL One Pro用フレーム & 度付き…
XREAL社推奨 XREAL One Pro用 度付きインサートレンズ/汚れ防止コート (XREAL One Pro用フレーム & 度付き…
https://junginza.com/xreal_one_Pro
- Amazon:購入できるのは基本的に 単焦点タイプのみ。Dポイントなどを使えるので便利。
- JUN GINZA公式:サポートレンズ・アイケアレンズ・薄型レンズなど、より多彩なオプションを選べます。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
XREAL One Proを快適に使うためのインサートレンズレビュー、参考になれば嬉しいです。
私はガジェット好きなので、これからもXREAL関連アイテムを色々試していく予定です。
次回は、今回インサートレンズと一緒に購入した 専用ケース のレビューをお届けします。
「持ち運びや収納ってどうなの?」と気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。
XREAL One Pro ARグラス|X1チップ&X-Prism光学搭載|ネイティブ3DoF対応|57°の広視野角・最大428インチ…

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