はじめに
どーも不定期更新のガジェットぺろぺろです
今日は資格の受験体験記です
受験したのは・・・
IOTシステム技術検定 上級
マイナーと言うか、知名度が低い資格なので受験体験記が皆無。受験する人、受験するか迷っている方の参考になればと思ってレポートを書いてみます。
書ける範囲で、できるだけ詳細に書きます。
では、記事の総文字数6000文字オーバー。おそらくどのWEBサイトよりも詳しく書いた受験体験記をご覧ください。
受験前のスペック
受験前の私のスペックを下記に列挙しておきます。受験の際の参考にしてみてください。
学歴とか
私の学歴はざっくり下記のとおりです。
地元商業高校->家電量販店->情報系専門学校
専門学校ではプログラミングの実技が中心にJava、C言語、PHP、VB、C#などを学習。HTMLやjava script、PHPなどを使って簡単なWEBページも作成経験があります。また、試験対策としてコンピュータ概論や情報系の基礎知識を学習。
要は偏差値は大したことないし、誰でも入れる専門学校を卒業した程度の人間です。特別頭が良いわけではありません。
業務経験
○通信ケーブルの施工・工事を4年
○社内システムの管理者を3年
○AIやIOT、ビッグデータを活用したシステム開発のPJリーダーを2.5年
○企業間取引の契約実務を1年
○SEという名の単純作業要員を1年ぐらい
IOTシステムの開発に関しては、発注側として業務経験があります。システムの大凡の企画立案を実施して、後はベンダーにコンサルして貰いながらシステムを作る感じです。
IOTデバイスの開発や、システムの開発はPJリーダーとして数年携わったことがあるレベルだと思ってください。社内の幹部向けに稟議を通すため資料を作ったり、説明したりを日常的に行っていたので、企画立案は大得意です。
保有資格
資格はトータル120個以上保有しているのですが、IOTシステム技術検定 上級の受験に際して、関連する知識や分野の資格だけ下記に列挙しておきます。
<国家資格>
○応用情報技術者試験
○情報セキュリティマネジメント
○基本情報技術者試験
○電気通信主任技術者(線路)
<情報系>
○IOTシステム技術検定 中級
○ビジネス統計スペシャリスト(エクセル分析スペシャリスト)
○.com Master ADVANCE★★
○Python3 エンジニア認定データ分析試験
○Python3 エンジニア認定基礎試験
○PythonZen&PEP8 検定試験
○LPIC-1
○Deep Learning for GENERAL 2021#1
○情報セキュリティ管理士
○情報通信エンジニア(ビジネス)
○C言語プログラミング能力検定 2級
○JAVAプログラミング能力検定3級
○ACCESSビジネスデータベース検定3級
○その他、J検定、情報処理検定などいくつか
情報系の国家資格をそこそこ、データ分析や統計の基本的な知識は有しており、Pythonを使ったMLなども多少は心得がある程度です。
受験したきっかけ
勤務している会社のとある認定制度対象の資格だからです。社内制度について詳しくは言及できないのですが、IOTシステム技術検定 上級を取得していると、社内で一定の評価が貰えます。
また、私自身がIOTシステムの業務経験があり、関連する資格も知識も豊富なので
関連する資格も持ってるし、それなりに知識には自信がある。
しかも業務経験もある!!
多分、受かるだろう
ぐらいの簡単な気持ちで受験しました。
IOTシステム技術検定 上級ってどんな資格
公式サイトに情報がまとまっているので下記をご覧頂くのが一番です
https://www.mcpc-jp.org/iotkentei/kentei_msg_jyokyu/index.html
以下情報は公式サイトより引用していますが、記事執筆時点の情報のため、公式サイトで最新の情報をご確認くださいませ。
受験資格
- MCPC IoTシステム技術検定[中級]合格者*私はこの条件で受験しました。
- 情報処理学会 認定情報技術者(CITP)
- 早稲田大学 スマートエスイー修了者
受験料
①MCPC IoTシステム技術検定[中級]合格者:55,000円(税込)
②情報処理学会 認定情報技術者(CITP):33,000円(税込)
③早稲田大学 スマートエスイー修了者:33,000円(税込)
④再受検者:27,500円(税込)
なお、上記には2日分の昼食代が含まれています。
日程
試験は講習1.5日、試験0.5日となっています。つまり講習受講と試験で合計2日間の長丁場です。
1日目:09:40~17:00 (講習受講)
2日目:10:00~16:00 (AM講習、PM試験本番)
試験内容
論述式の試験です。
①IoTビジネスモデルの作成して論述します。
「IoTをベースにしたシステム例」10業種からから3つ出題されるので、1つ選んで回答
②論文の構成
- 本当の顧客は誰か(A社など、仮名で具体的な業種と業務内容等)
- 顧客が抱えている課題
- 技術的な訴求点(技術活用は課題解決にどのように貢献するのか)
- ビジネス上の創出価値は何か
上記内容については(https://www.mcpc-jp.org/iotkentei/kentei_msg_jyokyu/index.html#tab02より引用しています)
事前調査と教材
受験に際して、事前調査と教材を選定しました。
私は論述試験の経験が浅いので、小論文の基礎的な本をざっくり読むことにしました。地元の書店で見つけた下記のテキストを教材とすることに
また、中級合格者として受験するので「中級テキスト」をさらっと復習することに
IoT技術テキスト 第3版 ― MCPC「IoTシステム技術検定 中級」対応 ― 単行本(ソフトカバー) – 2021/3/24
あとは、ネットでIOTシステムの事例を検索して、インスピレーションを得たり、自分のアイディアのヒントとすることにしました。
学習スケジュール
私の学習スケジュールは下記のとおりです。
画像で貼ってるのでちょっと見えづらくてすみません。
他の資格を1月に受験するので、確保した勉強時間は約3週間。受験料が無駄にならないように、限りある開示されている情報や入手した情報を元に努力したつもりです。
アイデア骨子
アイデアをまとめるためのエクセルシートを作りました。
上記ファイルにアイデアをまとめて試験本番に向けて準備をしました。なお上記シートは受験前に作成したものであり、受験後(問題を見た後)に作成したものではありません。あしからず!!
だから、本番の試験内容とマッチしているかどうかは別のお話です。あくまでも、私は上記シートで勉強しましたよーっていう紹介です。
受験体験
試験会場とか
試験会場は東京タワーのすぐ隣。機械振興会館という建物です。私は飛行機で現地入りして、近くのホテルに宿泊しました。
ホテルからは15分程の距離ですが、東京タワーを目指して歩けばOK。東京に不慣れな私でも、東京タワーを目指して歩くだけなので道に迷うことはありませんね。
一応下に地図も埋め込んでおきます。
坂が多くて、少し汗ばみながらも試験会場に到着
試験会場に到着したら受付を実施します。
体温のチェック実施して、事前に配布された健康チェックシートを提出します。その後に受験票、身分証明書の確認をして受付完了。
席に案内されますので、案内された席に着席
資料は机の上に配布してあります。
受験会場でチェックしたこと
定員70名に対して、受験者は45名ぐらいでした。
ざっと見た感じ30代〜40代が多い印象。
男性が9割。女性は1割未満。というかパッと見た感じ女性は1名しかいませんでした。
自販機は地下3F or 6Fにあります。飲み物は事前に準備しなくても自販機で買えます。さらに昼食時にお茶か水が配られます。
トイレも受験会場の6Fにあります。洋式トイレなので安心です。
喫煙室も6Fフロアにありました。
講義受講
講義のプログラムに関しては下記サイトで公開されているのでご覧下さい
https://www.mcpc-jp.org/iotkentei/kentei_msg_jyokyu/#tab02
プログラムに記載されている通り、某有名大学の教授、事務局長や、名のある大企業の役職のある方からありがたい講義をして頂けます。
非常に勉強になりますし、いい刺激になりました。
最前線、最先端の情報に触れるいい機会になります。
なお、試験合格に際してすべての講義の受講が必須かどうかは分かりかねますが、非常にためになる+試験とも密接に関係しているので、ちゃんと受講した方が良いと思います。
なお、1名の方が途中退席していました。その方が再受験者だから退席できたのか、それとも初回受講者でも退席できるのかは分かりません。
ただ、IOTシステム技術検定(上級)の認定要件に関して、下記の通り記載がございました。
認定高度なIoTシステム、業界固有または業界をまたがるサービスを構築する実践的な専門技術の講習を受講し、講習を踏まえ、論述式試験に合格した方に付与されます。
なので、少なくとも初回受験者はすべての講義の受講が必須と思われます。
私の推測
あくまでも私の推測になりますが、受講者のうち再受験者が結構な割合を占めていたのではないかと思います。
理由は、ノートパソコンを開いている方が多かったこと。
実はノートパソコンを使った演習がカリキュラムの中にあったのですが、ノートパソコン持参については周知がありませんでした。なので、急遽講師の方のデモを全員が見るスタイルに変更になりました。
ということは、逆に言うと周知がないのにノートパソコンを開いていた人は再受験者ではないかと思った次第です。
その他にも、講師の方が「前回、講義受けた人は〇〇をしたと思うけど、今回は趣向を変えて〇〇をしようと思います。」というような発言があったので、再受験者が一定数以上いるのを前提として発言していたように思います。
なお、上記はあくまでも私の勝手な推測です。確証はありません。そもそも合格率、合格基準、解答は非公開ですし。
昼ご飯
みなさんが一番気になっているのはお昼ごはんですよね?
IOTシステム技術検定 上級は受験料に弁当代が含まれています。
お弁当は日替わりになりますが・・・
なんと!!
おかずが肉と魚で5種類以上のラインナップがあります!!
私がぱっと見た感じだと煮魚、鮭、焼鯖、生姜焼き、漬けトンカツ、唐揚げの6種類でした。
しかもどのお弁当を食べるかは早い者勝ち、争奪戦です。試験会場を出てすぐの机にお弁当が並んでいるので、早いものがちでお弁当を取るシステムです。これは、揉み合いの争いになりますよ。
私はダッシュでお弁当を取りに行きました。
1日目:とり唐弁当
1日目はダッシュで取りに行って、とり唐弁当をGET!!
一番欲しかったお弁当をGETしてホクホクで自席に戻りました。
中身はこんな感じです。じゃじゃん!!
メインのおかずの唐揚げ、煮物、漬物、卵焼きetc・・・となかなかおかずが沢山入って美味しそうですね。
普通にちょっと贅沢なお昼ごはんとなりました。
唐揚げはたっぷり5個も入っています。
しかも1つ1つが大きい。
衣にところどころ黒い粒粒が見えるので、胡椒でしょうか
食べてみると、うまい!
衣は少しふにゃっとしてますが、スパイシーな味付けでご飯が進みます。
お肉が柔らかくてジューシで美味しい
やっぱり、とり唐弁当を選んで正解でした!!
地味に副菜の煮物も美味しかった。味が染みて柔らかくて美味しいです
漬物ちゃんです。
2日目
私はお腹が弱いので、万全を期すために2日目のお弁当はあっさり系を狙うことにしました。
そこで、前日のうちに煮魚を食べることを決心。
ところが昼休みに入る前に試験管の方が・・・
「今日はお魚の弁当が少なくて、お肉が多いです。」という残念なお知らせが。。。。
気を取り直して、運命の昼休みにダッシュで弁当置き場に向かった結果は・・・
煮魚弁当をGET!!
計画通り煮魚弁当を手に入れてゴキゲンです
主菜は煮魚、副菜としてサラダ、ピリ辛煮物、卵焼きetcです
主菜の煮魚はこのデカさですよ。大迫力です
でかいだけじゃなくて、厚みもしっかりある。さながらタイタニック!!
身が柔らかくて美味しい!!表面の味シミシミが甘辛でいい感じ。皮の辺りに脂がたっぷりのって、上品な甘み。
個人的には前日に食べたとり唐より美味しかったです。
副菜は少しピリ辛の大根とこんにゃく。
個人的にはとり唐弁当に入ってた副菜の煮物の方がおいしかったのですが、煮魚と味が被るからピリ辛にしているんでしょうか。
とはいえ、味が染みて美味しかったです。ちょっとピリ辛がいいアクセントになってると思います。
もう1つの副菜のサラダ。可もなく不可もなし。
漬物ちゃん。
その他情報
お弁当を食べない方も居たみたいです。昼休みになると速攻で上着を来て、外に出ていたっぽい??
食べ終わった後に、余った弁当がないかチョロチョロ様子を伺うと2個ほど弁当が余っていました。ちなみに余っていたのは「焼き鯖弁当」です。やっぱり魚は人気がないんすかね。。。
ちなみに受験会場の地下3Fに食堂があります。
試験本番
先に申し上げますが、試験問題の第三者への漏洩は固く禁じられていますので、試験問題に関しては記載しません。また、個別に問い合わせいただいても回答は固くお断りいたします。予めご了承ください。
ただ、IOTシステム技術検定の公式サイトに公開されている情報で概ね違いありません。
問題を見た感想
私が試験問題を見た瞬間に思った感想は以下のとおりです。
あ、終わった。。。。
これ、難しすぎるやろ・・・
なるほど、そう来たかー
私が想定したより難しいと思いました。実際私は30分ぐらい、ペンを持たずに頭を抱えました。
とは言え、なんとか時間内にとき終わりました。記述し終えました。
ただ、最後に読み返すと何を主張したいのかよくわからない論述となっていました。
手応えとしては、落ちただろうなぁ・・・・と思います。
実務経験が豊富な方ならきっとうまく論述できたんだろうなぁ・・・と思います。
私は知識レベル的には十分なレベルに到達していたと思いますが、論述として主張したいことをきちんとまとめることが出来なかったのが悔いが残ります。非常に悔しいです。
最後に
一番気になるであろう試験内容に関して薄味ですみません。ただ試験問題の漏洩が禁じられているのでどうしても、薄味になってしまいます。
出題内容、出題方法、ボリューム、回答方法、指定事項などの情報は個人的なメモとして、受験会場を出た後にメモを残していますが第三者への提供はできません。
ただ、総じて言えるのは講義をしっかり受けて、あとは自分の業務経験と知識をフルに発揮できれば合格できる試験内容だと思いました。
逆に言うと、不合格だった場合は、IOTシステム技術検定 上級のレベルに到達していないと思ったほうが良いと思います。
まだ、結果は出ていませんが、手応え的に私は落ちたと思います。
う〜ん・・・合格基準がわからないけど、自分の論述を採点するならせいぜい60点ぐらいかなぁ・・・と思います。ちゃんと書けたところは書けたけど、なんかボヤッとしてるんすよね。
そういう意味では私はIOTシステム技術検定 上級のレベルに到達していない。つまり実力不足だったと反省しています。
また、結果が出たら追記しようと思います。
以上、簡単ですがIOTシステム技術検定 上級の受験体験記でした〜
*2023年3月24日追記
なんと合格してました!!
嬉しさ爆発です!!
コメントを残す