はじめに
どーも不定期更新のガジェットぺろぺろです
今日紹介するのはこちら!!
Beelink SER5
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前回の記事の続きになります。まだの方は前編をご覧ください
電源を入れると早速困ったことに!?
電源を入れる準備ができたので電源ON
電源を入れると、電源ボタンが白く光ります
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スクショじゃなくて、ディスプレイを撮影したので見づらくてすみません。
電源を入れると初期設定に入ります。
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@が入力できないじゃん
困ったのは、初期設定でマイクロソフトアカウントでサインインする際に「@」が使えないこと。なんかキーボードを押しても「@」が押せないんですよ。実はこれ中華PCあるあるなんですけど、キー配列が日本語と違うので「@」と書かれたキーを押しても別の記号が入力されるんです。また、「かな」キーも使えないので日本語へモード切り替えもできない。
しかも1回ネット(WI-FI)に接続してしまうとローカルアカウントを作る画面にも戻れない。
あ、詰んだ。困った・・・
そんな時はマウスを画面の右下に持っていって、下のスクショのところ「あ」もしくは「A」をクリックすると入力モードを切り替えることが可能です
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あとはローマ字入力で「あっと」と入力すると・・・
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半角の@が入力できます。困った方はお試しあれ!
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キーボードを日本語配列へ
何をするにもキーボードが使えないと困るので、速攻直しました。
設定を開いたら、時刻と言語→言語と地域をクリック
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次の画面で上から3つめの「日本語」の項目右端にある「・・・」をクリックして、「日本語のオプション」をクリックしましょう
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あとは「レイアウトを変更する」ボタンを押して、ハードウェアキーボードを「日本語キーボード(106/109キー)」に変更すれば完了です。
中華PCでは良う使う設定なので覚えておくと良いです
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温度を計ってみる
一番懸念していたCPU温度を計ってみることにしました。
室温は24.8℃の状態で測定しています。
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使用したソフトはcore temp
デスクトップ画面を表示して何も触ってない状態で40℃前後。電力は2w-3w程度。
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choromeでタブを10個ほど開いて、EXCELなど複数アプリケーションを起動。更に動画視聴をしていると温度が上がりました。最大で一瞬67℃を記録しましたが、平均で55℃前後です
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続いてベンチマークソフトをぶん回してみました。
CPUの負荷が100%になっているのが下のスクショでお分かり頂けるかと思います。
10分(シングルコア)、10分(マルチコア)の合計20分動かしてみました。
ベンチマークソフトを動かしている間は75℃前後。最大で80℃を超えることはありませんでした。
消費電力は25Wが最大みたいです
ベンチマークを止めると消費電力は一瞬で4W程度まで落ちて、ものの1分ほどで50℃ほどまで温度が下がりました。
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まとめるとざっくりこんな感じ
状態 | 温度 | 電力 |
---|---|---|
低負荷時(ほぼ何も触ってない) | 40℃前後 | 2W-3W |
ブラウジングなど軽い作業 | 50℃-55℃ぐらい | 5W |
複数アプリ+動画視聴など少し負荷をかける | 55℃前後 瞬間的に60℃を超える | 5W-10W |
ベンチマークで負荷最大 | 75℃-80℃ | 25W |
普通に使っている時で50℃ぐらいなので問題ないですね。思ったより排熱してるみたいなので、TDPが45WのCPUモデルを選んでも良かったかも知れません。
別のソフトでも計ってみましたが。当然同じ結果っすね。
ファンの回転とか排気は
CINEBENCHを実行中でファンの回転数は最大で2700RPM程度
最大負荷時で一番回転数が大きいときでも、ウィーンと音がする程度。周波数が低い音で耳障りな感じはありません。それほど大きくない音。
通常時は1400-1600RPMぐらい。ほぼ無音です。
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排気は背面からされるんですが、手をかざすと温かい風が出ています
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CINEBENCH実行中の最大負荷値で温度は42℃程度
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m.2 SSDの温度は
ソフトで計っていると45℃-50℃前後で安定。適正温度で動作しているので良かった。
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本体の底面には、金属製のSATAスロットカバーが付いていて、そこからm.2のSSDの排熱する仕組みになっています。
底面を触ると、他の部分と違って、底面だけほんのり温かい。
温度を計ったら35℃ぐらいでした。一応SSDの熱を逃がす働きはしているみたいですね。
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ベンチマーク
ベンチマークソフトを使ってスコアを計ってみました。
使ったのはCINEBENCH
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ちょっと解像度的に見えづらくてすみません。シングルコアのスコアは1297
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マルチコアのスコアは7705でした。
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ネットで見つけたCINEBENCHのスコア一覧よりマルチコアは少し高かったです。
CrystalDiskMarkの結果
CrystalDiskMarkを実行した結果はこちら。カタログスペック通りの数値は出ているかと思います。これだけ早いとWindows11もキビキビと動いて気持ちいいです
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なお、CrystalDiskMarkの実行中でもSSDの温度は最大で53℃までしか温度が上がりませんでした。
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追加したSSDも無事に
SATAスロットに追加したSSDも無事に認識していました。近所のパソコンショップで10年ぐらい前に買った怪しいSSDを数年ぶりに引っ張り出してきたものです。ちなみに「SuperSSpeed」って全然知らないメーカー/ブランドなので調べてみたら、一応アメリカの「MyDigitalSSD」という会社のものらしいです。
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Dドライブでちゃんとマウントされてます。良かった。
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一応速度も計測
増設したSSDの速度も一応計ってみました。SATA接続なのでこんなもんだよねーって速度です。
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その他
私の用途的にゲームとか動画編集はしないのでその辺の検証はしていません。なお、画像現像ソフトはキビキビ動作したとだけ付け加えておきます。
そもそもゲームやヘビーに動画編集する方は、ミニPCではなくて、デスクトップPCを購入することをおすすめします。
まとめ
排熱は問題なさそう
ミニPCで筐体が小さいので排熱性が心配でしたが、今回検証した結果では通常時は適正温度内で動作していて問題ありません。ベンチマークで負荷最大にしても80℃を上回ることはありませんでした。
よって、本体が小さいからといって過度に心配する必要はないかと思います。
SSDの温度や速度
m.2のSSDも発熱は問題ないと思います。通常動作時で40-50℃の適正範囲内で動作しています。PC本体の底面についてるSATAスロットのカバーが金属パーツになっていて、きちんと底から熱が逃げているように見受けられました。
また、SSDの速度もカタログスペック通りに動作します。
ベンチマークは期待通り
CINEBENTHのスコアは下記のとおりでした。カタログスペックというか、他のサイトで調べたベンチマークスコア通りか少し高い値でした。
・シングルコアのスコアは1297
・マルチコアのスコアは7705
キーボード配列の設定は直したほうが良いよ
中華PCあるあるなので、キーボードの配列設定は速攻直すべきです。
良かったところ・良くないところ
良いところ
・他のミニPCと比べておしゃれなデザイン(主観)
・排熱性を考慮したデザイン
・コンパクトなので机の上で邪魔にならない。軽いので持ち運びもOK
・CPUやSSDの排熱も問題なし
・ベンチマークスコアは期待通り
・分解が簡単で、メモリやSSDのパーツ交換が容易
・SATA接続のストレージを1台増設可能
良くないところ
・ACアダプターが使いづらい。いけてない。
・キーボード配列がデフォで日本語になっていないので、初期設定で戸惑う(@マークが入力できない)。
賛否両論
・良くも悪くも中華PCです。初心者お断りで、トラブルが起きても自分である程度解決できる中級者以上の方にオススメ
・本体背面の電源ポートがUSBタイプCだとなお良かった。なお本体前面のUSBタイプCでの給電できるかは検証していません。
最後に
個人的には買ってよかったです。大変満足しています。今ところトラブルも起きてないですしキビキビ動作して、音も静かなのが気に入ってます。
コンパクトなデスクトップパソコンが欲しい方におすすめです。
もしよかったら検討してみてください。
以上、Beelink SER5のレビュー(後編)でした〜
*今回レビューした製品はCPUに5560Uを搭載した製品ですが、現在AMAZONで注文できなくなっています。下記リンク先の製品はCPUが違う製品が表示されます。
もしご購入する際は、オプションでCPUの種類を選択ください
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