はじめに
どーも不定期更新のガジェットぺろぺろです
今日はとある資格試験に合格したお話と勉強方法などを紹介したいと思います。
今回合格したのは、LPIC3 300(Mixed Environments)です
実は合格したのは昨年12月なんですけど、ブログ更新をさぼってて、紹介が遅れました。テヘ。
LPIC-3は2022年に試験のVerが上がってから学習教材が少なかったり、合格体験記なども少なかったりするので、少しでもお役に立てれば幸いです。
受験前の私のスペック
受験前の私のスペックを下記に列挙しておきます。受験の際の参考にしてみてください。
学歴とか
私の学歴はざっくり下記のとおりです。
地元商業高校->家電量販店->情報系専門学校
誰でも入れる専門学校を卒業した程度の人間です。特別頭が良いわけではありません。
情報系の専門学校では、プログラミングや情報処理概論を学びました。サーバ系はからっきしです。
業務経験
○通信ケーブルの施工・工事を4年
○社内システムの管理者を3年
○AIやIOT、ビッグデータを活用したシステム開発のPJリーダーを2.5年
○企業間取引の契約実務を1年
○SEという名の単純作業要員を2年ぐらい
業務でLinuxを触った経験はほぼなし。ただ、つい最近やっと業務で少しLinuxを触りました。といっても検証用のサーバを手順書通りに構築するだけなので大したスキルは必要ありません。でも、トラブルシューティングで少しLPICの知識が役立ちました。
保有資格
資格はトータル120個以上保有しているのですが、国家資格や情報系の資格だけ下記に列挙しておきます。
<国家資格>
○応用情報技術者試験
○情報セキュリティマネジメント
○基本情報技術者試験
○電気通信主任技術者(線路)
○第二種電気工事士
○2級電気通信工事施工管理技士補
<情報系>
◯LPIC-3 305(Virtualization and Containerization)
◯LPIC-2
○LPIC-1
○IOTシステム技術検定 上級
○IOTシステム技術検定 中級
○ビジネス統計スペシャリスト(エクセル分析スペシャリスト)
○.com Master ADVANCE★★
○Python3 エンジニア認定データ分析試験
○Python3 エンジニア認定基礎試験
○PythonZen&PEP8 検定試験
○Deep Learning for GENERAL 2021#1
○情報セキュリティ管理士
○情報通信エンジニア(ビジネス)
○C言語プログラミング能力検定 2級
○JAVAプログラミング能力検定3級
○ACCESSビジネスデータベース検定3級
○etc
下位資格であるLPIC-1は昨年秋に合格しました。その模様は以前記事にしてますので、気になる方は参考に御覧ください
また、LPIC-2は今年8月に合格しています。下記に紹介していますので気になる方は参考にどうぞ
さらに、LPIC-3 305(Virtualization and Containerization)は昨年11月に合格しています。
受験したきっかけ・理由
私が所属している会社、部署ではLinuxやサーバ系の有スキル者が少なく、会社全体でも有スキル者が限られているため重宝されるのでは・・・と思って受験することにしました。
あとは、色々と計画的に資格試験の受験スケジュールを組んだときに、1ヶ月の空き時間ができたので、暇つぶしに受けてみようと思った次第です。ええ。
教材
LPIC300-300は2022年に開始された新しい試験なので、完全に対応した参考書や問題集は存在しません(本記事執筆:2024年1月31日時点)
なので、LPIC300-300の試験勉強をするにあたって一番苦労するのは教材探しかなぁ・・・って思います。
あずき本
私が一番利用した教材は通称あずき本
あずき本はLPIC受験の定番中の定番の参考書。解説が丁寧で内容が充実、章末問題や総まとめ問題が役に立ちます。
現在販売されているのはVer1(今の1つ前)に対応ですが、試験範囲が結構被っているので役に立ちます。
あずき本の1章と2章のLDAPとOpenLDAPは新Verの範囲外なので、さらっと読むだけ。3章からパワポでノートを取りながら勉強するのが吉
以下に参考書のリンクを張っておきます
私は電子書籍で買いました。本当は紙が良かったんだけれど、資格を130個も持ってるので自宅の本棚のスペースがありません。泣く泣く電子書籍で買いました。
黒本
通称黒本と呼ばれる問題集です。
あずき本の学習が終了したタイミングで活用しました。
似たような問題が出題された記憶があります。こちらも電子書籍で購入
徹底攻略LPI問題集Level3[300]対応 徹底攻略シリーズ
公式YoutubeチャンネルとXアカウント
上記のテキストで試験範囲の7〜8割程度はカバーできます。
残りが、Ver3になってから追加となった範囲。そこについては、以下のLPI公式のYoutueチャンネルの視聴がおすすめ。というか視聴必須です。絶対に見た方がいい。絶対に!!
出題範囲や出題イメージ、レベル感を掴むことができます。
スキルブレイン社のセミナー資料
スキルブレイン社のセミナー資料です。まじで神です。
特に新規追加された範囲は資料が少ないので非常に役に立ちました。このセミナー資料があるかないかで、試験難易度が大きく変わります。
https://skillbrain.stores.jp/items/617a73f09dbfee73881c05c9
https://skillbrain.stores.jp/items/6349dd45597620189f35c97a
スケジュール
おおよその学習スケジュールは以下のような感じです。
実際は11月の頭から勉強を開始して、合格したのが12月9日です。
パワポで作ったものをスクショしたので見づらかったらすみません。
最初の1週間
最初の1週間は学習計画を立てることに集中しました。
そして、「あずき本」を使って、要点を自分の中で咀嚼して、パワポにノートとしてまとめました。
ちなみにノートは最終的にA4に両面印刷して、製本しました。
個人的に製本テープはニチバンの製本テープが好きです。私は35mmを買ったんですけど、A4で枚数が少ない場合は25mmで良かったかもです。テープと文字が被った範囲は自分でカットしたので汚くなってしまいました。25mmにしとけばよかったです
ニチバン 製本テープ 35mm×10m巻 BK-3516 空
2週目で驚愕の事実
2週目に勉強してて気づいたんですが、1章と2章は試験範囲外じゃん・・・・
まるまる1週間を無駄にしました。テンション爆下がりです。
気を取り直して3章から勉強をリスタート。3章はSambaの概念と基本設定。4章はSambaの認証とユーザ設定。実は1章と2章のボリュームが多かったので、3章〜5章はサクサクと勉強が進みました
3週目
あずき本のコツを掴んだのがサクサクと勉強が進みました。また、黒本の演習問題にも手を付け始めました。
4週
勉強ペース的に間に合わないので最後の10章〜12章は駆け足で終わらせました。
総仕上げとして、黒本の問題はほぼ100%解ける状態になりました。
スキルブレイン社のセミナー資料も一気に読み込みました。
試験本番
私は愛媛県松山市のテストセンターで受験しました。なんか人気のテストセンターかつキャパが少ないみたいで予約がなかなか取れないテストセンターです。
試験本番
正直、勉強不足感が否めない
しかし、試験問題を解いてみると・・・あれ?意外と簡単じゃん!
もっと細かいというか、深いところが聞かれると思ってましたが、浅く広くって感じでした。
コマンドはサブコマンドまでは問われるけど、オプションまではあまり問われなかったみたいな感じです。
しっかりした手応えを感じて「これは余裕で受かったやろ」っとえいやで試験終了ボタンを押してみると
660点で合格!!
試験が終わったあとは
試験が終わった後は肩の荷が下りて、開放感MAX
調子に乗って、セルフうどんで天ぷらやら、小皿やら沢山取ってしまいました。
受験した感想
勉強する前は混在環境ってめちゃくちゃ難しそうだなと思ったんですが、勉強してみると意外と簡単! 試験の難易度も想定より低めで拍子抜けしました。
なお、各試験の難易度を比較すると以下のようになります
305>>300>202>102>201>101
ちなみに、いままで受験したLPICの試験点数は以下のとおりです
晴れて、LPIC-3 Virtualization and Containerizationの認定書(PDF)も頂いたの嬉しい!!
さて、各試験に合格した日を見てもらうと分かるのですが、試験の受験日が結構飛び飛びなんですよね。色々な試験を並行して受験しているので、LPICはスケジュールの合間に受験しています。やはり間隔が開くと忘れてしまう部分も多いので、できれば一気に取得するのをおすすめします。
次は電気通信主任技術者(伝送交換)に挑戦したいと思います。実はすでに受験が終わって結果待ちです。
また、今回は合格体験に主眼をおいて記事を書きましたが、勉強した内容について詳しく解説するような記事もゆくゆくは書きたいっすね。
以上、簡単ですがLPIC300試験に合格したお話でした〜
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